コククジラ母子像
生まれたばかりの子クジラ(右)と一緒に泳ぐコククジラの母親(左)。

コククジラの移動のハイライトは、南下する際に母親が生まれたばかりの小さな子クジラの世話をするのを見ることです。私たちは1月7日に最初の親子クジラを発見し、この1週間で他にも2組の親子クジラを見ました。1月13日現在、アメリカ鯨類協会のコククジラ・センサスは、南カリフォルニア沿岸で今シーズンこれまでに8頭の新生児を目撃したと報告しています。 母クジラと子クジラは、メキシコのバハ・カリフォルニアにあるラグナ・オホ・デ・リブレ、ラグナ・サン・イグナシオ、バイア・マグダレーナといった保護区のラグーンのいずれかに向かって移動しているようです。多くの子クジラは保護されたラグーンで生まれるが、中には母クジラが南カリフォルニアの海岸を旅しているときに生まれる子もいる。

遊び心いっぱいのコククジラの親子

生まれたばかりの子牛は、体長約4.5メートル、体重約500〜680キログラムである。子牛は脂肪分50%にも及ぶ母乳を飲み、1日に22kg以上もの母乳を飲む。ラグーンでは、子牛は急速に成長し、数ヵ月後に始まる北への旅に向けて力をつけていく。7〜8ヵ月後に離乳した子牛は、体長27フィート(8メートル)、体重15,000ポンド(6,800キログラム)にもなる。

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