[ゲストブロガー ピーター・フィンチ】の記事]
私はアルカトラズ島で働いていますが、大好きな場所です。私は歴史好きで、これは生きている歴史です。また、同僚や上司も楽しいですし、世界中の人たちと知り合うことができます。
有名な刑務所について学ぼうとする見学者がやってきます。私はビジターサービス担当として、セルハウスツアーのオーディオプレーヤーを配り、その仕組みを説明するのが仕事の一つです。早くから、11カ国語のオーディオプレーヤーの使い方を独学で勉強するのは楽しいことだと考えていました。
最初にマスターしたのはフランス語でした。フランス語の教師だった父へのオマージュです。また、中学・高校と4年間フランス語を習っていたので、頭には入っていました。
その前に、このプロジェクトをとても簡単にしてくれたGoogleに感謝したい。フランス語でスピールを学ぼうとしたとき、Googleにログインして、"English-to-French translation "と入力したんです。すると、2つのボックスが表示されました。左のボックスに英語を入力すると、右のボックスにフランス語の翻訳が表示されました。さらに、クリックするとフランス語の発音を聞くことができるスピーカーもありました。あとは、練習、練習、練習です。
外国語を勉強している学生の多くは、その言語を話そうとすることを恥ずかしがります。間違って恥をかくことを恐れているのです。私自身、何度も恥をかいた経験があるので、そのような心配は無用でした。また、ほとんどの人は、あなたがその言語を試しに話してみると、とても喜んでくれます。
Googleは非常に便利ですが、私は友人や知人にも協力を仰ぎました。また、自分が学びたい言葉を話す人に出会ったら、その言葉をiPhoneに録音してもらい、Googleの情報と比較できるようにしました。
とにかく、オーディオプレーヤーの説明をフランス語で希望する人に説明するようにしたら、うまくいったんです。実際、私のフランス語を褒めてくれる人がたくさんいました。そこで、次に取り組んだのがドイツ語。そして、スペイン語、ポルトガル語、イタリア語。しかし、日本語、中国語、韓国語、ロシア語、オランダ語は、まだまだ勉強が必要です。
6カ国語対応、評判は上々です。訪問者は、私が母国語でオーディオプレーヤーの説明をすると、理解してくれます。唯一気まずくなるのは、私がその国の言語に堪能だと思い込んでいる訪問者が、続けて質問してきたときです。私は、オーディオプレーヤーの仕組みを説明する以上に、相手の言語では「こんにちは」と「ありがとう」しか言えないことを、恥ずかしながら認めなければなりません。
そして、フランス語でプレーヤーの説明をする方法を学んで間もない頃、28人のフランス人観光客が来たことがある。そのとき、私は上手にプロジェクションして、プレーヤーの仕組みを説明した。うまくいった。うまくいった。でも、最後に彼らの顔を見たら......何もない。笑顔もない。うなずくこともない。何もない。その時、ガイドが私に向かって、"彼らはイタリアから来たんだよ "と言ったんです。