歴史と文化に彩られた都市ロンドンは、建築の宝庫である。古代のランドマークから現代の驚異まで、この街には何世紀にもわたる進化の歴史を物語る多様な建築様式がある。 この建築の素晴らしさを体験する最高の方法のひとつが、テムズ川クルーズだ。このブログでは、テムズ川から見ることのできる、最も象徴的で息を呑むような建築ランドマークをいくつかご紹介します。
 

ロンドン塔

私たちの旅は、ロンドンで最も有名なランドマークのひとつ、ロンドン塔から始まる。ウィリアム征服王によって1066年に築かれたこの歴史的な城は、川沿いにそびえ立つ恐ろしい姿をしている。ノルマン軍事建築の象徴であるホワイト・タワーが水面にそびえ立ち、周囲の城壁や砲塔が中世の時代にタイムスリップさせてくれる。ビクトリア朝技術の傑作であるタワー・ブリッジがさらに魅力を増し、このエリアは必見だ。

 

ザ・シャード

現代に移り変わったシャードは、現代建築の煌びやかな証として建っている。建築家レンゾ・ピアノの設計によるこのガラス張りの超高層ビルは、高さ1,016フィート(約1,016m)までそびえ立ち、英国で最も高いビルとなった。その近未来的なデザインと、展望台「ザ・ビュー・フロム・ザ・シャード」からの素晴らしい眺めは、街のスカイラインをユニークな視点で見ることができる。

シャードでクルージングするボート
 

グローブ座

歴史と文学の愛好家にとって、グローブ座は珠玉の建築物である。ウィリアム・シェイクスピアの作品が上演されたエリザベス朝時代の芝居小屋を忠実に再現したこの劇場は、テムズ川の南岸沿いにある。藁葺き屋根、木造建築、オープンエアのデザインは、ロンドンの演劇の歴史を垣間見ることができる。

地球劇場
 

セントポール大聖堂

クリストファー・レン卿の傑作であるセント・ポール大聖堂は、ロンドンの回復力と精神力の象徴である。テムズ川沿いのさまざまな場所から見ることができるその壮大なドームは、何世紀にもわたって街のスカイラインを支配してきた。内部も同様に印象的で、複雑なモザイクや畏敬の念を抱かせる建築様式が施されている。

テーヌ川から見たセント・ポール大聖堂