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ST.ポール&テイト・モダン・シティ・ガイド

セント・ポール寺院とテート・モダンに驚嘆する

Free Tours by Footに参加して、中世の路地を巡り、隠れた名所を発見しよう。

以下は、ツアーで取材した場所である:

ノースバンク
クルーズ・ボートがブラックフライアーズ橋の下をくぐる直前に、2つの特徴的でかなり豪華な外観の建物が並んでいる。ひとつは19世紀半ばに建てられたシオン・ホール。やがて10万冊もの蔵書を誇る宗教図書館として有名になった。現在は金融機関の本部になっている。もうひとつは、1882年に開校したシティ・オブ・ロンドンの旧校舎である。学校自体は川沿いの新しい場所に移転したが、建物は残っており、現在は投資銀行のJPモルガンが入居している。

ブラックフライアーズの反対側で、最初に目を引くランドマークは、ミレニアム・ブリッジの細長い構造物だ(設計上の初期問題で、人が歩くと大きく揺れることから、地元では「ぐらぐら揺れる橋」として知られている)。水平になると、北岸のセント・ポール大聖堂と南岸のもうひとつの印象的なランドマークを結んでいるのがわかる。有名な建築家クリストファー・レン卿によって設計されたセント・ポール大聖堂は、高さ365フィート(約2.5メートル)で、250年間ロンドンで最も高い建物だった。内部には、ネルソン卿やウェリントン公爵など多くの著名人が埋葬されている。ここに埋葬されたレンは、墓に「彼の記念碑を求めるなら、周りを見よ」と刻んでいる。ドームに登れば、ロンドンを上から見下ろすもうひとつの絶景を体験できる。ただし、頂上までは500段以上の階段があるのでご注意を。心臓の弱い人やめまいに悩む人には向かない!

南岸
この地点で南岸を支配している大きな赤レンガの建物は、テート・モダン美術館だ。その特徴的な、そして人によっては少々醜いと言うかもしれない形は、元々は発電所だったからだ。現在はモダンアートのコレクションが展示されている。その中心的なギャラリーであるタービン・ホールは、世界中のアートギャラリーの中でも最大級のオープンスペースだ。その結果、2000年のオープン以来、素晴らしい展示が行われている。

その隣には、規模は控えめだが、それに劣らず重要な建物がある。丸くて白く、藁葺き屋根のこの建物はグローブ座である。世界的に有名なウィリアム・シェイクスピアの戯曲の多くがここで初めて上演された。今日では、400年前とまったく同じように、野外で上演された劇を見ることができる。

ロンドンで最も利用されていない橋のひとつ、サザーク・ブリッジの下をくぐると、古い帆船かガレオン船が見えてくる。フランシス・ドレーク卿の船ゴールデン・ヒンデ号のレプリカだ。フランシス卿は、公海での数々の功績で有名になった船乗りだ。そのひとつが、オリジナルのゴールデン・ヒンデ号での地球一周である。もうひとつは、1588年にアルマダと呼ばれるスペイン侵略艦隊を撃破したことである。

15世紀初頭にゴシック様式で完成し、1906年に大聖堂に昇格した。

そのすぐそばにあるのが、ロンドン最大にして最高の新観光名所、ボロー・マーケットだ。高級食材への情熱が急速に高まり、高くそびえ立つアーチの下の広々とした空間は、イギリスやヨーロッパなどの最高級食材を売ろうとする出店者で埋め尽くされている。マーケット周辺にはレストランが集まっている